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モリムラ オリエンタル





ふたごちゃん

P1013016.jpg


思いがけず我が家にやって来ることになったモリムラ オリエンタルです。
オリエンタルの証しの「6 M(スパイダーマーク)B Japan 2」の刻印
全く同じ大きさ、同じ刻印です。
右が2014年にやって来たモリムラ、
左が一か月ほど前にやって来たモリムラです。


P1013043.jpg


P1013044.jpg


大変な色白で滑らかなビスクで、
うっすらと描かれた墨絵のような眉には筆に迷いが無く、
漆黒の中にアトランダムな琥珀色の光が遊んでいるような美しい眼をしています。
いきいきとしたとても可愛いらしい明るいこどもの表情です。
たった7年しか人形の制作期間がなかったモリムラブラザーズの中では
珠玉の出来映えのお人形だと思えます。

日本で作られてアメリカへ輸出されて
青い目の少女の友人として過ごした100年後に
故郷で出会ったそっくりなふたり。
いちまさんの表情にも似ていますが、いちまさんが「静」だとしたら
この子たちは「動」といった感じでしょうか。

P1013040.jpg

「オリエンタル」の定義はいまいちよくわかっていないかもな自分ですが
この子たちのドレスはちょっとユニークなオリエンタル?な具合なようです。


下着。
トドラーのボディに合った形状です。
P1012999.jpg


着物地のようなワンピース。
P1013000.jpg

ガウン・・・というべきでしょうか、ローブ、というべきでしょうか、
いたみがあちこちにあるのですが、上質なシルクです。
P1013001.jpg


ビブと髪飾りをつけて完成型。
P1013037.jpg


補足しますが、元々このタイプのドレスを
着てやって来たのは右のモリムラでした。
ビブエプロンと髪飾りは元の持ち主さんが作ったのだと聞いています。
その他の持ち物はおそらくオリジナルなんじゃないかと思います。

左のモリムラが着用していたのは
中国と日本の合体版・・・のようななんちゃってドレスで
う、う~ん・・・と笑っちゃう形状だったので
元からいたモリムラのドレスを参考にしてほぼ同じに仕立ててもらったものです。
特にローブはよくぞこんなそっくりなシルクが、と思うほどよく似た生地を探しだしてくれました。

最後に、一か月前にやって来たモリムラのウィッグの内側ペイト部分にご注目を。
P1012808.jpg

当時の新聞の記事でしょうか、文字は旧漢字ですが全てルビがふってありますね、
いったい何があった記事なのかとても内容も気になりますが、
こんな日本の記憶を持ってこの子はアメリカへ渡ったのだなぁと
なんとも言えない気持ちになりますねぇ。










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コメント - 4

doll49002004  2016, 04. 18 (Mon) 22:11

もしかしたら同じ作者様のモリムラドールちゃんなのでしょうか?
アイカットの仕方も、アイブロウの描き方も、唇の形もそっくりですね。
100年もの時を超えてmiyuki様のもとで出会えたんですね。
素晴らしい偶然、必然な出来事ですね。
下着の形もベビーボデイの形状に合わせて作られてますね。
市松人形さんを彷彿とさせる可愛いお顔立ちですね。
最後のウイッグのペイトの文字は、どんな記事の出来事だったのでしょうか?

編集 | 返信 |  

miyuki  2016, 04. 19 (Tue) 22:03

To doll49002004さん

有難うございます^^


このふたりのお顔を描いた職人さんは
多分同じ方かなぁと思いますね。

アメリカのサイトにいたモリムラは
英語がペラペラよ、って顔をしてましたが
日本へ帰って来たとたん
日本のコドモに戻った気がしました。

西洋のお人形とは全く違う顔立ちですが
このお馴染み感がいいなぁと思います~。


編集 | 返信 |  

nana  2016, 04. 19 (Tue) 23:18

おお!メイドインジャパンのふたごちゃん

よくぞ巡り合うことができましたね~☆
(これって、ずーっと前に柚柚ちゃんにも言ったよね・笑)

戦時中、敵国の青い目の人形が
子供たちの目の前で八つ裂きにされ燃やされてしまったことを思うと
日本人の顔をしたこの子たちが無事故郷に帰れたことは奇跡ですね^^

幾つもの困難を乗り越えながら
多くの人を勇気づけ、癒しを与えてきたその笑顔が
永遠に続くことを願うばかりです

miyukiさんのもとで平穏無事な日々を過ごせますように❤

編集 | 返信 |  

miyuki  2016, 04. 20 (Wed) 08:17

To nanaさん

有難うございます~^^


アンティークのお人形は西洋東洋問わずだけど
壊れないように大事にされていたんだなぁと
状態を見ると感動しますね。

モリムラがどのくらい作られたのかは
想像するしかないですが、
7年という年月を考えると
こんなそっくりさんが会えた、というのは
相当びっくりな事なのかも知れません。

今のこの国の大変な状況の中で
平穏無事、という言葉の何気なさが
いかに大切であるかと思います。

モリムラのこの笑顔がずっとにこにこと
変わらずにいてくるといいなと思いますね。

編集 | 返信 |  

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